第33回 プリズム交流会
- kumamoto prism
- 2019年9月21日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年7月27日
こんにちは。 最近のこと参加者が幾分減ったな~と危機感を抱いておりました。
お聞きすると会員の多くが働き始めたり、障がい者枠で就労したHさんは、単純作業から複雑な作業部門へ昇格してしまったりと、シフトが変わって忙しくなったとのこと。
寂しいやら嬉しいやら。
皆さんの活躍を心から喜んでいます。
さて、今回は「自分で叶えたい夢」について話し合いをしました。
・Aさんの夢
整理された空間の中で暮らしたい。清々しいお部屋で暮らしたい。
伺ってみると、夫の私物が部屋の大半を埋め尽くし、何ともしがたいそうだ。
「そりゃ~掘り出し物があるんじゃない?」というメンバーからの質問で台爆笑。
さらには、当事者の中には優れた能力をもっている方がいる。
最近のTV番組で、嗅覚に優れた刑事・聴覚に優れた刑事らが主役となって難事件を解決しているものがあるという。
Sさんの場合、とっても嗅覚に優れていて、他者の体臭や排水管の匂いが気になって落ち着かないという。他者との接近が苦手だったり、自宅での暮らしが苦痛でお香を焚いて暮らしているという。うまく仕事とマッチングができれば大活躍できるのかもしれませんね。
・Bさんの夢
オリジナルの美味しいジャムを製造販売したい。
だが、コストがかかり過ぎて実現しないだろうと悲観的。
そもそも添加物の危険性を知り、自分なりに研究し、家族の食事は自然のものしか使わず、全て手作りにこだわっているとのこと。凄すぎます。
3年前のBさんは、いつも傾眠状態で参加しているのが不思議なくらいの状態でした。
しかし、暮らし方への興味が沸き起こり、就労に目覚めA方就労支援事業所を20カ所ほど周って、やっと現在の事業所に定着したそうだ。一日4時間の勤務ができるようになって嬉しいという。この場所で不満だったことも、多様な見方があることを知り、思いを言える場があることが有りがたいと感想を述べてくれました。
・Cさんの夢
引きこもりの子ども達の居場所を作りたい。
農業を主体としたA型就労支援事業所を作りたいとのこと。
おおー。お助け隊の隊長さんのようなお考えの持ち主。
わが子ばかりか、周りの子ども達も一緒にという思いが伝わります。
当初は学校サイドとの意見の相違から、保健室通学を拒否され自宅での学習へ。 壁にぶつかりながらプリズムへ参加するようになられました。
その後、地元で家族会を立上げ、現在に至っておられます。
交流会へは、様々な課題を抱えた当事者・家族が来られますが、ジャンルを問わずお互いの学びの中からヒントを得るように配慮しています。
参加者全員が平等なんですね。
今回は、写真を撮り損ねてしまいました。ご容赦ください。
次回は、令和1年10月27日(日)10時~12時 場所は、熊本市福祉センター希望荘 3階和室研究室B

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