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  • 執筆者の写真kumamoto prism

熊本市にペアレント・プログラムの有効性と研修会の開催を要望する


12月27日の正午。年末でバタバタする熊本市(政令市)障がい保健福祉課の神永課長をお訪ねし、発達障害児の家族支援事業「ペアレント・プログラム」研修会の開催促進に関し、プリズム会長の甲斐康成くんが要望書を手渡しました。

緊張しながら手渡す甲斐くんです。
神永課長さん。お世話になりました。

プリズム代表の甲斐静江さんから、事業の詳細について説明を行い、熊本県や宇土市の事例も含め、その有効性について質疑が弾みました。このプログラムは一般の子育て世代にも通じる話しで、とくに障がい児と親との対話を重視し、親子としての関わり方を学ぶもの。

神永課長からは、「熊本市としてしっかり勉強し、今後に活かしたい。」と前向きな回答を頂きました。プリズム会員の濱本さん親子(益城町)も同席し、和気あいあいとした約60分ほどの陳情となりました。

熊本市では、大人の発達障害団体は2つ認識されていますが、親子の会として、年間を通じて本格的な活動をされる団体は初めてではないかと評価を頂く。私たちは、国が進める施策や学会等で提唱されるものにうち、本当に当事者にとって必要と考えられるものが、地元自治体で有効に活用されることを望んでいます。

当事者も努力し、家族も努力し、その努力を教育や福祉行政が支える姿が理想で。他人任せにした瞬間から、当事者の自立支援は遠ざかるのではないでしょうか。

来年もよろしくお願いいたします。

プリズム会員一同より。

報告者:中山泰男

初対面ながら和気あいあいの陳情風景です。


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